2012年は、Jコミにとって一体どんな年だったのでしょうか。
・・・いよいよ電子書籍(真)元年ということで、様々な電子書籍ストアが乱立する中、Jコミは電子書籍における「全巻無料配信」+「広告収益モデル」の代表的サイトとして、その独特なポジションを確立できたように思います。
また、読者が思い思いの広告を出して作家を応援できる「あなたが広告主」や、収益力が大きい割に読者の満足度も高い「JコミFANディング」など、他ストアには真似できない企画も連発。
更に、アシスタントと作家のマッチング・サイト「GANMO」や、月額100円という安さの公式メルマガ「はんぺん」、そしてTRPGの絶版ルールブックを公開して話題になるなど、漫画にとどまらない広がりを見せた年でもありました。
(個人的なことでは、3月に「ネギま!」の連載が終わり、その後は著作隣接権やTPPなどのシンポジウムに出演することも増えましたね〜(^^;)。)
さて、来年2013年ですが、Jコミはこれまででは最大級となる大型企画を実行に移します! 夏頃が目標です。
また「JコミFANディング」に磨きをかけて、最終的にはJコミの全作家で行えるように自動化システムを準備中。何と言っても「DRM無しでPDF配布」という形が、Jコミ本来のビジョンですし。
来年も、主に作者の利益を中心に企画を考えていきますよ〜(笑)。
きちんと食えれば、作家はきっと次回作を描くものですからね。私は、それを読みたいんです!!(^^)
・・・皆さんもそうでしょう?