(株)Jコミックテラスの中の人

マンガ図書館Zに関する実験や報告をするブログです。

★ 第4回「JコミFANディング」も、堂々332万円の売り上げ!

1ヶ月間の募集期間を経て、無事に第4回「JコミFANディング」が終了いたしました!
ご覧の通り、総額 332万円 の売り上げを達成です!*1
(※JコミFANディングの仕組みについて)


ここからクレジットカードの手数料だけを引き、後は全て作者先生の取り分となります。*2
JコミFANディングは、一般的なクラウドファンディングと違って、目標額に達していなくても、表示されている金額が作家側に入りますし、別にこれから新作漫画を描くわけでもないので、極めてローリスク&ハイリターンなシステムと言えるでしょう。
また、読者側も「DRM無し&電子透かし」の漫画PDFセットを得ることができ、手持ちのあらゆる端末に自由にコピーして読むことが出来ます。しかもマニアックな少数限定セットですから、持っていると漫画マニアの友だちに自慢できること請け合い。



・・・では、購入者の皆さんへ、今後の予定をお知らせいたします。


(1)電子透かしを刻印する
これで購入者が確定しましたので、これからPDF1つ1つに「電子透かし」 *3を入れていきます。
電子透かしは、例えば馬頭ちーめいPDFセット」でしたら、購入者の129人全員でそれぞれ異なっていますので、(フルオートで出来ますが)結構時間がかかります。サーバ1台をフル回転させて、作者一人につき3日程度でしょうか。それがあと6作家分となります。更にJコミスタッフ+作者先生による内容チェックも必要です。


(2)Tシャツ購入権を持つ方々に、購入方法メールを配信
今回の新サービスである「このコマ最高!Tシャツ」の購入権を持つ方々に、購入するためのメールを配信します。
定価は2600円で、作者先生の印税は50%です。

  • Tシャツは一人1枚だけ。
  • 購入権があっても、Tシャツに興味が無ければ買わなくて全然構わない。
  • 受付期間は12月31日までの一ヶ月間。
  • 選べるコマは、購入した先生の作品のみ。また、絶版マンガ図書館で無料公開中の作品からでなくてはいけません。

詳しくは、専用サイトでお確かめ下さい。


(3)購入者にメールし、ダウンロードしてもらう
「電子透かし入りPDF」の準備が出来たら、購入者一人一人にメールし、ダウンロードしてもらいます。
みんな同じデータではなく、それぞれ異なったファイルですので、全ての作者の商品を同時にダウンロードしてもらうのは、サーバ容量&速度的には難しいと言えるでしょう。
そこで購入者の方々には、次の順番でダウンロードして頂くことにします。

  1. よしむらなつきPDFセット(配信済み)
  2. 馬頭ちーめいPDFセット(配信済み)
  3. 長谷川裕一PDFセット(配信済み)
  4. 山本夜羽音PDFセット(配信済み)
  5. ふくやまけいこPDFセット(配信済み)
  6. 神崎将臣PDFセット

これは、「入稿が早かった順番」です。
それぞれのダウンロード開始日は、(刻印の時間を考えても)数日はズレていくはずです。つまり最後の「神崎将臣PDFセット」のDL開始日は、最初の「よしむらなつきPDFセット」のDL開始日から、何週間も遅れることになります。・・・が、その先生のコンテンツ入稿が遅かったためと諦めて欲しいと思います。(^^;)


(4)直筆サイン入りハガキを郵送。飲み会セットを開催。
直筆サイン入りハガキは、Jコミ側で購入者の住所を印刷し、各先生方に渡されます。そして、先生方が各自でイラストやサインを書き、直接ポストに投函していただく仕組みになっています。
また飲み会セットは、購入者だけが入れる掲示板で各セットごとに日にちや場所が相談され、通常1〜3ヶ月以内くらいで開催されます。


(5)参加作家に収益を振り込み
クレジットカード会社から購入代金が入金され次第、各先生方に今回の収益金をお振り込みいたします。Jコミの振り込みは電子書籍ストアの中でも最速で、恐らく12月中には振り込まれると思います。

*1:締め切りの後も、払い込み猶予期間である24時間以内に少しだけ額が増える可能性があります。

*2:実はクレジットカードの手数料は消費税と殆ど同額ですので、手取りは表示額に近い数字となります。もちろん、例によってJコミの手数料は0%です。

*3:電子書籍や音楽ファイルなどに埋め込まれる、特殊な個人情報などのこと。これを不正に除去すると、著作権の侵害とみなされる。(第113条第3項)