小学館の「プチコミック」誌は、少女漫画は卒業したけど完全な大人向けでもない、２０代女性向けの月刊誌。この単行本のタイトルからも、それが分かりますね。１９８７〜９０年にかけて、プチコミック誌やＪｕｄｙ誌に掲載された読み切りを５本集め、１９９１年に小学館から単行本化された、くりきあきこ先生の
『２１歳の水平線』（全１巻）を無料公開しました。
http://www.j-comi.jp/book/comic/45121
描かれているのはどれも社会人（一本だけ大学生）の物語ながら、清潔感のあるペンタッチも手伝って、少女漫画のような読後感が味わえます。私が好きなのは『５年のあと…』。男としては、安積さん（会社の人）がその後どうなったのかが結構気になる。（笑）
