『かまいたちの夜』のシナリオを担当したことで知られる我孫子武丸先生の推理小説を、河内実加先生がコミカライズしたという、一風変わった作品をご紹介します。
1995年から「きみとぼく」誌の増刊「ミステリーSPECIAL」に掲載され、1996年にソニー・マガジンズから単行本化された、河内実加先生(作画)・我孫子武丸先生(原作)の
『人形はこたつで推理する』(全2巻)を公開しました。
http://www.j-comi.jp/book/comic/43681
「人形草紙あやつり左近」と似た設定ですが、我孫子先生の小説版の方が5年も先です。一話目はまだキャラ紹介も兼ねた、甘めの事件。しかし二話目からはいよいよ殺人事件が起こり、人形・鞠夫の推理が冴え渡ります。原作の小説版には、マンガ化されていない話もあるようなので、興味が出た方は探してみては?