1980年代、白泉社に「月刊コミコミ」という雑誌がありまして、奥瀬早紀「低俗霊狩り」や士郎正宗「ドミニオン」など、SFやファンタジー系などで当時最先端の絵柄を持つ作家が集まっておりました。田中雅人先生の『妖魔ミカヅキ』もコミコミの連載作品の中の一つで、書店などで単行本を見かけると、何となく読みたくなる表紙だったのを憶えています。
というわけで、月刊コミコミに1987年から連載され、1988年に白泉社から単行本化された、田中雅人先生の
『妖魔ミカヅキ』(全1巻)を公開しました。
http://www.j-comi.jp/book/comic/42201
大友克洋やまつもと泉など、様々な絵柄の影響が見受けられますね。コミコミがメディアミックスに強い雑誌だったら、アニメ化まであったのではないでしょうか。