★ 絶版ＴＲＰＧルールブックの無料公開実験について（２）
ＴＲＰＧクラスタの皆様、絶版ルールブックの電子化について、数多くのコメントありがとうございました。
以下、３つの追加議題に関する一応のまとめです。
★ 「印刷可のページ」を、誰がどうやって選ぶのか。
- 基本的には、権利者が指定する。
- 権利者の指定が特に無かった場合は、Ｊコミがファンの意見を聞いて決定する。
- ファンの意見が特に無かった場合は、全ページを印刷不可で収録する。
★ 「改変」や「二次的な利用」の許諾を、作者に求めていくべきかどうか。
- 個人で使用するハウスルールやオリジナルデータは、その環境内で周知されていればいいので、ネット上で再配布する必要は無い。
- 二次創作に関しては、下手に公認を求めると逆に何もかも認められなくなる恐れがあるので、コミケなどと同様に「黙認」を基本とした方が良い、とのアドバイスが有名ＴＲＰＧ会社からあった。
★ エラッタや追加魔法などを、どのように取り扱うべきか。
- エラッタに関しては、本文を書き換えるのは非常に手間がかかるので、巻頭または巻末に添付する。
- 追加魔法など、ＴＲＰＧに特有の「追加データ」も同様。ＰＤＦ内の注釈機能は、iPadのＰＤＦビュワーで対応していない場合があるので、使用しない。
・・・と、こういったところでよろしいでしょうか。
続いて現在、『ベルファール魔法学園』のＰＤＦ版に入れる広告の規格について、ヴァンガード社と協議に入っております。可愛らしい絵柄のスマホアプリ、「もののけフィーバー」を中心に宣伝していく予定になっておりますが、他にも実際に買える何らかの商品を掲載したい気がするので、検討中です。
協議が終了し、広告画像が準備できましたら、いよいよ「テスト版ＰＤＦ」の無料配布実験に入ります。テスト版ＰＤＦでは、本物の広告が掲載され、クリック率やコンバージョンなどのデータが収集されます。また、実際にセッションに使っていただき、印刷設定など使い勝手などを調査できればと思っています。（どなたかTRPG経験者の方、企画して下さい！ｗ）
以上、予定では５月初旬に行いたい考えです。（４月２日に初めて話題が出て、１ヶ月後には掲載しちゃうという。（笑））
